学生の寮生活って実際どうなの?楽しいの?大変なところは?
みなさんこんにちわ!
僕は高校をスポーツ推薦という形で入学したため、高校3年間の間寮生活をしていました。
みなさん、寮生活と聞くとどのようなものを思い浮かべますか?
大変そう…
プライベートがなさそう…
ご飯は美味しいの?…
今回はそんな学生の寮生活を実際に体験してきた身として寮生活の大変さ、そして寮に入って良かったと僕が心から思えた理由を説明していきたいとおもいます!
寮ってどんなところ?
まず寮ってどんなところ?そこから説明したいと思います。
まず私は団体スポーツではなく、個人スポーツを行っていたので、そういった仲間達と一緒に生活していました。
よくテレビなどで見るのは野球部だったり、サッカー部の寮で、大きな食堂でみんなで食事をするシーンだったりですよね。
でも個人スポーツとなるとまた違います。
部活の人数自体も団体スポーツに比べて少ないので寮に大きな食堂などはありませんでした。
ご飯は、朝は寮で、昼は学食、夜はコーチの家に食べに行くような形でした。
コーチの家!?
そう思った方もいるかもしれません。これは個人スポーツで人数が少なかったからできたことだと思います。
よくテレビなどでやっている寮には料理を作ってくださる寮母さんがいると思います。私が高校生の時はコーチの奥さんが寮母さんのような感じでした。
ご飯は毎日とても美味しく満足できたし、誕生日やクリスマスの日にはケーキなどを用意してくれました。
そういった面が個人スポーツの寮のいいところかもしれません。
どんなところに住んでいるの?
みさなん寮に住んでいると聞くとどのような場所を想像しますか?
寮の場所にも色々な種類があります。
学校に寮生が生活できるような施設が設備されている所や、学校がハイツやアパートをまるまる買ってそこにみんなで住んでいるような寮や、一般の方も住んでいるアパートの一室を借りて生活する寮などがあると思います。
私が高校生の時に過ごしていた寮は一般のアパートの一室を賃貸として借りているような感じでした。そのため、今思い返せばあまり寮らしさがなかったかもしれません。
一部屋に4人。
僕が住んでいた部屋は同期1人と学年が二つ下の後輩が2人の計4人で一緒に住んでいました。こ4人という数字は他の寮と比べて平均的だと思います。
もちろん、一人暮らしの寮もたくさんあります。
当時、同じクラスでサッカー部に入っていた友達に聞くとその子は「1人で住んでいる」と言っていました。
部活の上下関係が厳しい中、同部屋の人が先輩であると後輩はいずらく感じるかもしれません。しかし、今の時代、昔よりも先輩との上下関係がだいぶ緩くなったと思います。実際、私が生活していた時は、部屋で後輩達とトランプをしたり、テスト前は一緒に勉強したりしていました。
そのため、人数が多かったり、先輩と同部屋になってしまうからといって寮生活が辛くなってしまうという訳ではないと思います。
寮で大変だったこと
✔︎洗濯
これは必須です。生活してく上で必ず必要なこと。でも洗濯は全く難しいことではありません。洗濯機に洗剤や柔軟剤を入れて回し、回し終わったら干す。
この作業は難しくはありません。
その中でも一つ大変な箇所を挙げると、洗剤や柔軟剤の補充を自分でしないといけないことです。中には学校で業務用として購入している寮もあるかもしれませんがそう多くはないと思います。
家にいた時、洗剤や柔軟剤が無くなったら自分で補充していましたか?
多くの家庭は親が補充してくれていたと思います。
寮に入ったら自分の分は自分で買いに行かないといけません。
✔︎掃除
掃除も必ず行ったほうがいいと思います。
寮は学生同時で生活しているということもあり、どうしても部屋が散らかっていきます。洗濯機の中のネットや机、ソファーの下などは掃除することはめんどくさいと思います。
しかし、掃除はその人たちの清潔感にもつながるし、部屋を綺麗に保つことによって何かに取り掛かろうと思った時にすぐ取りかかりやすくなると思います。
私が高校生の時は各部屋で掃除する箇所を決め、学校に行く前に必ずそこの箇所を掃除するようにしていました。
✔︎自己管理
寮に入って大変になるのは体調を崩してしまった時です。
家で発熱してしまった時、親は心配してくれましたよね?
飲み物やゼリーを買ってきてくれたり、これが食べたいと言えば作ってくれたと思います。しかし寮に入ると自分1人しかいません。何人かで一緒に住んでいるならば、うつしてしまうかもしれないし、しんどくても助けてくれる人がすぐいることは補償できません。そのため、体調管理はしっかりしておきたいです。
しかしいくら気をつけていても風邪をひいてしまう時は来ると思います。僕自身も寮生活の間に風邪をひいたことはあります。
そういった時に便利なのが薬を持っておくことです。これがあるだけで楽になるし、何より安心感が違います。
私はよく頭痛薬を常備していました。
上記のこと以外にももちろんやらなければいけないことはたくさんあると思います。
今回は実際に私が経験してきて特に大変だったことを挙げました。
しかし逆を言えばこの3つぐらいです。どうですか?
最初はしんどいかもしれませんが、習慣化するとしんどさは無くなってきます!
寮のご飯は美味しいの?
これは正直、実際に寮に入ってみないとわからないことだと思います。
私が住んでいた寮では、晩御飯はコーチに家に食べに行っていました。
料理はコーチの奥さんが作ってくださり、そのどれもがおいしかったです。
毎日、晩御飯を楽しみに練習を頑張っていました。
しかし中にはあまりご飯が美味しくない寮もあるかも知れません。
この問題についてはどうすることもできないのですが、もしご飯が美味しくなかった時のために、ふりかけや鮭フレークなどのご飯のお供を常備しておくといいかも知れません。
プライベートはあるのか
このプライベート問題も難しいところではあると思います。
1人暮らしの寮は問題ありませんが、何人かの共同部屋の寮は完全1人のプライベートはないと思った方がいいかも知れません。
でも実際私はプライベートがないことに関して嫌だとは思いませんでした。
それぐらい同部屋の人たちと打ち解けていたからかも知れません。
寮に入ってよかったこと
1、親の偉大さに気づくことができた
やはり一番はここではないでしょうか。寮に入ることによって本当に親のありがたみがわかります。これは寮生活だけでなく、留学などでも体験できるかも知れません。
家事というものは一つ一つを見てみると単純な作業が多いかも知れませんが、それを毎日いくつもこなすことが本当の大変さです。
また寮生活などをしていると親からの仕送りがたまにきます。そういった時に何も言っていないのに好きなものを入れてくれてたりすると、すごく嬉しい気持ちになります。
2、年上、年下との関わり方がわかった
ここも私は寮に入ってよかったと思えた大きな点です。部活でも先輩や後輩とのコミュニケーションはあると思いますが、やはり生活をともにするとより濃い話ができるようになったりします。
また、一緒に生活することでその人の内面まで知ることができるので、より接しやすくなるはずです。
実際私は高校2年生までの間は一つ上の先輩と、高校3年生の間は一つ下の後輩と一緒の部屋でしたが、ずっと寮生活は楽しかったです。
昔の時代は部活によって上下関係が厳しく、先輩と喋りづらいことがあったかも知れませんが、私が高校生の時はどの部活も先輩後輩みんな仲良くしているイメージでした。
3、自立性を持てるようになった
寮に入って自分が一番成長できたと思える点はここでした。
私が中学生の時は優柔不断で決断力がなく、多くのことを人に頼っていました。
寮に入ったら多くのことが自由になります。
掃除をするのも自由、勉強するのも自由、夜にお菓子を買いに言ったりするのも自由。
家にいる時より自分で判断しないといけないことがはるかに増えました。
私はここで
『常に楽な方を選んでいたら人間として成長することができない』
と思い、寮にいる間は自分から多くのことにチャレンジしていきました。
その結果、何かを決める時もすぐ決められるようになったし、自分のことを自分で考えることができるようになってきました。
これまでは親に朝起こしてもらったり、掃除も親に言われたからやっていたという感じでたが、寮に入ったことによって「自分でアクションを起こす大切さ」を学ぶことができました。
まとめ
どうだったでしょうか。
私が寮に入って思ったことをできる限り書いてみました。
私は寮に入って人として成長できたと思うし、とても入ってよかったと思います。
今、来年から寮に入ろうか悩んでいる人たちの参考になることを願います!
上記以外に気になったことがあったらコメントをください!
答えられる範囲のことは全てお答えしていきたいと思います!
また今回の記事の他に寮生活で必要なものは何か、またあったら便利なものは何かについて書いた
『寮って何が必要なの?』
という記事も書いておりますのでぜひそちらの方もご覧ください!